飯田線を走った車両達 その4

42形一族 クモハ50

クモハ50形
 
1963年横須賀線混雑緩和のため、サロを除く2扉車の中間に扉を新設する事になりスカ線に残っていた5両の53形は改造後、新形式50形(U代目)を名乗った。一番早く改造された50006(63.10.15大船工)は、1ヶ月を経ずして鶴見事故に遭遇し翌年廃車となった。残りの4両は全て飯田線に集結し、0・2・4が第一次置換え(80形)まで活躍し、50008は旧国最後まで生き延びた。余談だが、42012改造の51073が当時阪和線に在籍し、機能的に50形と同じ(MT30)なので、50051に改番する案も出たようだが実現せず、後に身延線用低屋根改造された時、50800とはならず、並みの51改造の追番で51830となった。
クモハ50000(東フナ) 65.2.1久里浜
←クモハ53002(63.11.19大工)
クモハ50000(静トヨ) 76.4.25駒ヶ根
クモハ50000(静トヨ)車号 76.4.25伊那福岡
クモハ50000(静トヨ) 78.11.11駿河小山(疎開留置時)
クモハ50000(静トヨ)正面 78.11.11駿河小山
79.2.5付廃車(静・豊橋機関区)
クモハ53003(東フナ) 63.11.17久里浜(横須賀線基本編成の下り方先頭に連結)
この後 64.3.13大船工でクモハ50002に改造
クモハ50002(静ママ) 69.3.17伊那松島機関区 台車はDT13に履き替え
クモハ50002(静トヨ) 76.5.29駒ヶ根
クモハ50002(静トヨ) 78.11.27横浜(廃車回送時)
78.11.28付廃車(静・豊橋機関区)
クモハ53004(東フナ) 63.11.17逗子
この後 64.2.29大船工でクモハ50004に改造
クモハ50004(東フナ) 65.5.12久里浜
クモハ50004(静トヨ) 76.4.25飯島
78.11.9付廃車(静・豊橋機関区)
モハ53006(東チタ) 59.3.29東京
クモハ53006(東フナ) 63.10.5衣笠
この後 64.2.5大船工でクモハ50008に改造
クモハ50008(東フナ) 65.5.12久里浜
クモハ50008(静トヨ) 76.5.19飯島
クモハ50008(静ママ) 82.2.6下諏訪
クモハ50008(静ママ)1側 82.11.15天竜峡
クモハ50008(静ママ)2側 82.11.15天竜峡
クモハ50008(静ママ)銘板 82.11.15天竜峡
クモハ50008(静ママ) 83.5.21伊那松島機関区
クモハ50008(静ママ)正面 83.5.21伊那松島機関区
83.10.26付廃車(静・伊那松島機関区)

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