旧形国電編 40形 モハ30
モハ30形は、両運転台形モハ40の運転台を撤去し、中間電動車化改造して1953年の称号規定改訂時に誕生した形式である。改訂前に改造工事が完了した車は、40800台を名乗った。30000から30005までの6両で、常磐線・総武線等で使用されたが、一時期スカ色に身を固め、横須賀線で働いたこともある。63年度中に南武線に集結し20メートル車化に寄与した後、程なく0・2・4・5の4両は片町線に移り72年廃車まで活躍し、1・3は新前橋区に移りMcMTc3連で信越線横川ローカルに使用され、76年に廃車となった。
モハ30001(シマ) 74.6.6高崎 信越線使用 モハ40101(33年度汽車会社製造)→モハ40021(36.4.1改番) →モハ30001(53.6.8大井工運転台撤去) |
モハ30001(シマ) 74.6.13高崎第一機関区 76.1.5付廃車(高・新前橋電車区) |
モハ30003(シマ) 74.6.6新前橋 信越線使用 モハ40106(33年度汽車会社製造)→モハ40026(36.4.1改番) →モハ40804(53.3.24大井工運転台撤去)→モハ30003(53.6.1改番) |
モハ30003(シマ) 74.12.13高崎 76.1.5付廃車(高・新前橋電車区) |
モハ30004(大ヨト) 72.2.20京橋 片町線使用 元関西旧国利用者さん撮影 |
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